■ATTENTION
マッサージを受けて頂く際の注意事項
これだけはご理解いただいた上で施術をお受けください。
あくまでもマッサージは 『ケア』 『メンテナンス』 です。
『治療』
ではありません。
たとえば 膝蓋骨脱臼 や 股関節形成不全
こういった疾病がマッサージで治るわけではありません。
今抱えている痛みや不具合、症状の緩和は実感いただけるかもしれません。
でも、治ったわけでは無いんです。
調子が良くなったと感じて頂けるのは何より嬉しい事ですが、誤解が無いようにお願いいたします。
そして注射やお薬、また、レーザーや針などのような速攻性の変化は見られにくいのがマッサージです。一度で変化を感じられる事もあるかもしれませんが、基本的には継続していくことで徐々に変化が見られるものだということをご理解いただいた上で施術を受けてくださいね。
そして、やめてしまうと元の状態に戻ってしまう事も忘れないでください。
マッサージの効果は残念ながら永続ではありません。
以下も大事な注意点です。最後まで読んでくださいね。
施術前後 １〜２時間は食事を控えてください。
マッサージで血流が上がる事はワンちゃんの身体にはメリットばかりなのですが、
血流アップも食事前後すぐだと胃に負担がかかってしまうんです。
施術前後 運動は１時間以上あけてください
ドッグランなどで目一杯走り回った・アジリティやドッグスポーツの練習をした
こんな時はワンちゃんの筋肉は乳酸たっぷり。
確かに疲れている状態ですが、少しクールダウンしてからにしましょう。
運動直後のマッサージは筋肉のダメージがあるのでちょっと痛いんです。
マッサージ直後の運動はあまり効果的ではありません。
ワンちゃんはマッサージの効果でおねむな状態の事が多いです。
逆に疲れてしまうのでマッサージの後はのんびり過ごしてもらいたいです。
筋肉疲労の程度によりますが、マッサージの効果が強く出ると倦怠感を感じる場合もあります。だるそうだったり、爆睡して起きなかったりする場合もあります。
そんな時は１日ゆっくり寝かせてあげてください。
マッサージの後はおトイレしたくなる子が多いです。
血流が良くなって体温が上がるのでお水を欲しがる場合も多いです。
マッサージの後はトイレとお水を忘れないでね。
その他の注意事項
妊婦（出産１〜２か月）さんはマッサージしないでくださいね。
皮膚表面に傷があったり炎症がある場合はご相談ください。
熱があるときにマッサージは出来ません。
感染症に罹患中はご遠慮ください。
癌・心臓疾患等 重度の疾患を抱えている場合は事前に必ずご相談ください。
疾病や症状によってはマッサージ出来ない場合もあります。
不安な事や心配な事がある場合は必ず事前にご相談ください。
また、状況によってはかかりつけ獣医師さんにご相談いただく場合もございます。